産業廃棄物の処理・リサイクル事業を手掛ける三洋商事株式会社(本社：東京都江戸川区、代表取締役：河原林 令典)は、運送部門における安全運転・環境配慮の強化を目的として、ドライバー講習会を2か月に1回のペースで定期的に実施しています。
本講習は、交通違反防止や運行効率化を図るとともに、環境負荷低減にもつなげる持続可能な物流体制の構築を目指すものです。
ドライバー講習の様子
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■背景と目的
当社は2008年よりエコドライブをテーマとした講習会を継続的に実施しており、2018年からは交通違反や事故の減少、運行品質向上を視野に定期化しています。本講習は、「交通ルールの徹底」「車両に関する知識の向上」「安全な運転技術の再確認」を目的としています。
■直近の取り組み
8月に実施した講習会では、「トラック運送事業者のSDGs(持続可能な開発目標)」をテーマに、外部講師を招き、事業者として環境と安全に配慮した取り組みについて学びました。
当社の実状に即した具体的な実践方法を再確認できる良い機会となりました。
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【主な内容】
●交通違反の防止とゴールド免許取得を目指す取り組み
●高速道路走行時のエンジン回転数の適正管理
●排気ブレーキの適切な使用と不必要な使用の抑制
●アイドリングストップの推進
●タイヤの空気圧やエンジンオイルの管理と点検
●睡眠時無呼吸症候群(SAS)のスクリーニング検査の推奨
●モーダルシフト(輸送手段の見直し)の推進
●ペーパーレス化による業務効率化と環境負荷の軽減
■成果と今後の展望
定期講習の実施を通じて、年々安全性について意識の向上が見られ、公道上での事故リスクが着実に抑制されています。
今後も、安全や環境に配慮した運行を徹底し、お客様に安心・安全なサービスをお届けできるよう努めてまいります。
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安全管理
■「人の手」による解体・分別で97％以上のリサイクル率を実現
三洋商事株式会社は1957年の設立以来、60年以上にわたり産業廃棄物の処理・リサイクル事業を展開し、環境保全と資源循環に貢献してきました。経営理念に「地球にありがとうを伝える企業」を掲げ、通信機器やコンピューター類を手作業で分解する“手サイクル”によって97％以上のリサイクル率を達成。2008年には産業廃棄物処理業として初めて環境省の「エコ・ファースト企業」に認定されました。
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三洋商事の「手サイクル」
■徹底した情報セキュリティ ISO27001
産業廃棄物は個人情報の塊ともいわれます。当社のセキュリティルームは、機密情報の取り扱いと廃棄処理を確実におこなうため、他工程と完全に独立。先進設備を導入するとともに、処理工程に携わる作業員にも細やかな配慮を行き届かせています。
三洋商事の情報セキュリティ対策：
https://sanyo-syoji.co.jp/works/chara_security.html
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■環境への取り組み
【脱炭素社会への貢献】拠点の電力を再生可能エネルギー100％へ
消費電力については、奈良支社、大阪本社に導入している太陽光発電システムで自家発電をおこなうとともに、残りの分についても再生可能エネルギー比率100％の電力へ切り替え。使用電力による二酸化炭素排出ゼロの事業活動を継続します。
【持続可能な社会への実現】専門部署の立ち上げ
環境保全活動及びSDGs、CSR活動の強化を目的に、環境保全に特化した新部署「地球環境・未来創造部」を2020年5月に立ち上げ、活動の幅を広げています。
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【地域社会との共存・共栄】環境絵本／SDGsスクール／近隣清掃活動
環境をテーマにした絵本を製作し、地域の幼稚園や小学校などに寄贈する活動や、全国無料の環境教育活動「SDGsスクール」を開催しています。
また、定期的に各拠点で近隣清掃活動を実施中。
その他の取り組み：
https://sanyo-syoji.co.jp/csr/index.html
全国無料の環境教育活動「SDGsスクール」
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