フィリピンを代表するファッションブランドBENCHが、自社のデザインコンペティションから選ばれた3人の革新的なデザイナーを東京に招き、3人のデザイナー+BENCHの合計4ブランドによるファッションショーを発表します。
Rakuten Fashion Week Tokyo S/S 2026にて、Bench Design Awardsが9月2日(火)にファッションショーを開催します。
会場は東京、渋谷ヒカリエ9階、ホールAです。
ランウェイショーでは、フィリピンの新星デザイナーであるステフ・ベラーノ(Steph Verano)、ピーチ・ガルデ(Peach.Garde)、そしてカール・ナダレス(Karl Nadales)の3名が登場し、それぞれが「遺産」「レジリエンス」「アイデンティティ」の物語を織り込んだ作品を披露。
現代的な視点からフィリピンの創造性を表現します。
フィリピン最大のファッション&ライフスタイルブランドであるBENCHが主催するBench Design Awardsは、若手フィリピン人デザイナーの発掘、育成、国内外で発信を目的として毎年開催されています。
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本プロジェクトは、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構、在日フィリピン大使館、そして著名な審査員の協力を得て開催され、フィリピンのファッションの国際的な重要性と創造力の深さを証明します。

Bench Design Awards winners
■3人のデザイナーは、以下の国際審査員によって選出されました
スーヤン・コーポレーション会長兼CEOのベン・チャン氏、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構の今城薫ディレクター、Maison Mihara Yasuhiroの日本人デザイナー三原康裕氏、フィリピンのファッションマスターであるデニス・ルスティコ氏とジョーイ・サムソン氏、そしてファッションキュレーターのマイケル・サリエンテス氏。
ランウェイショーは、東京とパリで多くのランウェイを手がけてきた日本人演出家・金子重孝氏がディレクションを担当します。
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■デザイナー紹介
STEPHVERANO(ステファニー・ベラーノ)
ESMODパリ出身。彼女のコレクション「CAST」は、ヨーロッパ沿岸地域の歴史や記 憶にインスパイアされたもの。手縫いキルティング、結び目のある縫製、海風に晒されたような色調が特徴で、海に育まれた衣服が現代クチュールとして再解釈されています。静かで力強いレジリエンスの瞑想とも言える作品群です。

STEPHVERANO
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PEACH.GARDE(ピーター・ガグラ)
イロイロ出身。元は看護学生だったが、夢を追いデザイナーに転身。彼のコレクション「Sea-scape」は、自由で即興的な海辺の逃避行に着想を得ています。解体されたテーラリング、クラゲを想起させるモチーフ、サンゴの形状を取り入れたデザインで、サステナブルなストリートウェアに生命と精緻な感性を吹き込みます。

Peach Garde
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nadale(カール・ナダレス)
裁縫を初めて学んだのは、ファッションの学校ではなく、母のそばでした。母の手が布に物語を縫い込む姿を見て育った彼が発表するのは、移動や移住という感情の地形を探るパーソナルなコレクション「A-17」。セピア、ストーン、ラスティ(赤錆)などの色調と、懐かしさと抽象性を併せ持つシルエットで構成され、記憶、郷愁、多層的なアイデンティティを映し出します。一着一着が“身にまとう日記”なのです。

nadale
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本プロジェクトは、BENCHが一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構のサポートを受け、5度目の開催となります。
2017年から2019年の歴代受賞者の東京公演、そして2024年には伝統衣装「テルノ」を東京に紹介するなど、BENCHはフィリピンの文化的誇りとデザインの卓越性を世界に示し続けてきました。
ショーはグローバルにライブ配信され、世界中の観客がフィリピン・ファッションの未来を目撃することができます。
それは、ローカルでありながらグローバルであり、同時に極めて独創的な物語でもあります。
Bench Design Awards: Philippine Fashion Now
■イベント開催概要
開催日時:2025年9月2日(火)
午前11:00/開場 正午12:00/開演
開場 :東京 渋谷ヒカリエホールA
※一般の観覧も可能です。
詳細はこちらプレスリリース提供元:@Press
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